こちらの記事の続編となりますのでぜひこちらもご覧下さい。
撮影する被写体(モデル)さんも見つかったものの、その後の予定とか打ち合わせとか一体どうすればいいのかわからなくて不安になってしまう時ってありませんか?
ネットになんでも載っている時代ですが、調べても情報が載ってないのでより一層不安になります。
この記事では、そんな超初心者ポートレートカメラマンことあなたのために 猿でもわかるように詳しく解説させていただきます。
初めてのポートレート撮影に向けて是非参考にしてチャレンジしてみてください。
初めてのポートレート撮影に向けて詳しく準備が知りたい方
撮影前に行うべき準備
撮影当日に心がけるポイント
この記事は約2分で読めます。
Contents
教科書にものってない?ポートレート撮影デビューへの基本準備
モデルさんとの初マンツーマン撮影の日程が決まり期待と緊張で夜も寝られなかった事が今でも忘れられません。
撮影もしたことがなければ、当日までにどのような準備をしていいかもわからずに何もしないまま当日を迎えたことがありました。
では前置きは以上として本題に入ります。
撮影前に必ず行うべき3つの準備【初級編】
ポートレート撮影当日まで最低限準備すべきポイントは以下の3つです。
❶ 撮影予定地のロケハンを行う
❷ 当日の天候をチェックする
❸ インスタグラムで画像を参考にする
では一つ一つ詳しく解説していきましょう。
その❶ 撮影予定地のロケハンを行う
1にも2にもまずは撮影予定地のロケハンをしましょう!
初撮影日は撮ることやモデルさんとのコミュニケーション等で確実にキャパオーバーになります。
それに加え、当日何も決めずにぶっつけ本番で行くとイレギュラーな対応ができないので事前準備として、撮影したい場所は 必ず下調べしておきましょう。
チェックすべきポイントとしては混雑具合や撮影日にイベント等をやらないかなど。
【例】
日比谷公園→ 土日は高確率で野外フェスを開催
汐留イタリア街→ 平日サラリーマンの休憩場、週末はウィンズがある為、馬券を買いに来るおじさんや交通整理の警備員で混雑気味
横浜赤レンガ倉庫→ 夏は週末ビアフェス開催、不定期でコスプレイヤー達が占領し、一部エリアで撮影が不可能。
当日も1時間くらい早めに来て周辺のロケハンを必ずしておきましょう!
特定の敷地内や建造物内での撮影の場合は許認可が必要な場合もあるので、管理事務局に必ず確認を。
撮影中に警備員から注意されるとなるとモデルさんからの評価も下がるし、お互いのモチベーションも下がり、撮影に影響しかねません。
その❷ 当日の天候をチェックする
事前に風向きや降水確率、降水量などを調べておき、撮影当日のスケジュールを組むようにしましょう。
雨ならまだしも台風や雪だった場合、交通機関に影響があるので最悪、延期するか時間帯をずらしたり、撮影場所を変更するといった判断も必要になります。
・雨で機材が濡れて壊れた
・モデルさんが傘を忘れてびしょ濡れで体調を崩した
・滑って転んで怪我した
といったイレギュラーなことも予測しておきましょう!
最近ではスペースマーケットでスタジオや古民家を借りて撮影される方も多いです!
スペースマーケット / SPACEMARKET
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その❸ インスタグラムで画像を参考にする
インスタグラムで「#ポートレート」等で画像検索し、あらかじめどんな風に撮りたいかをイメージしておきましょう。
インスタグラムには上手なポートレートカメラマンさんが星の数ほどおられるので作品を見るだけでもイメージが湧いてきます。
参考にした画像はスクショしておきましょう。
保存しておけばいざテンパった時にカンニングできます。
撮影前に必ず行うべき3つの準備【中級編】
ここからは僕が経験してきた中で絶対に重視すべきモデルさんに関することです。
ポートレート撮影当日まで行うべき絶対に準備すべきポイントは以下の3つです。
❹ 撮影イメージと衣装の相談
❺ 休憩できそうなカフェをピックアップする
❻ 緊急用に応急グッズを備える
では一つ一つ詳しく解説していきましょう。
その❹ 撮影イメージと衣装の相談
まず、初心者さんが必ずやってしまいがちなことがモデルさんに服装を全て任せしてしまうことです。
母『今日なに食べたい?』
父『なんでもいい!』
このやりとりと全く同じです!
廃墟での撮影なのにめっちゃガーリーな感じで来ちゃったとかあるかもしれません。
まずモデルさんにも撮影したいイメージを伝えましょう!
基本でもお伝えしたスクショ等を見せて雰囲気を伝えましょう。
『撮影場所の雰囲気はこんな感じになるから服装の色や柄、系統的は何系がいいです』『背景が暗いから目立つ明るめの無地の白系統のワンピースで』等
みたいな感じで伝えた後、服装のコーデを何パターンか写真で送ってもらい、一緒に決めましょう!
その❺ 休憩できそうなカフェをピックアップする
こちらは売れっ子ポトレカメラマン達は必ず行います。
撮影をぶっ続けでやるとモデルさんも疲れてきます。
そんなときは休憩がてらカフェに立ち寄っちゃいましょう!
と言ってエスコートしてあげるとモデルさんは嬉しいと思います。
ロケハン時に事前にお店の中のことも下調べしておきましょう。
撮影の合間に立ち寄れるようなルートを組みましょう。
カフェ中の自然な雰囲気の写真も狙えてオススメです♪
その❻ 緊急用に応急グッズを備える
こちらに関しては最も軽視されるポイントです!
モデルさんが撮影中につまづいて転けてケガする可能性もあり得ます。
そんなとき絆創膏の1枚でもあればとても助かります。
衣装が白のワンピースで血がついてしまうことだって未然に防げます。
その後の撮影のモチベーション低下にもつながるので、何かあった時のために備えましょう!
撮影当日に心がけたい3つのポイント
さぁ準備は整いました!
待ちに待った撮影日! 期待と不安が入り混じる中撮影スタート! パシャ!
ちょっと待ってください!
まず撮影前に心得ておくべきことがあります
撮影当日に心がけたい3つのポイント
❶ 自己紹介と撮影の流れを共有する
❷ ちょっと気遣いを
❸ お見送りとお礼を
では一つ一つ詳しく解説していきましょう。
ポイント❶ 自己紹介と撮影の流れを共有する
モデルさんは不安でいっぱいです。
どんなところで撮影するのか
何時間とるのか
をまず顔合わせした際に最初にざっくりと説明しておき、お互いに共有しておくことがポイントです!
ポイント❷ ちょっとした気遣いを
モデルさんの頭から足の先までさりげなく観察しましょう。
観察からわかる情報としては
モデルさんの左右の髪型をチェック
服装がイメージ通りかどうか
靴はどんな感じか
撮影する際のモデルさんの髪型によって左右の見え方が違うため、構図を決める時に役立ちます
まず最初に、以下の3つの定型文でモデルさんを褒めちぎってください!
『めっちゃ似合ってますよ!』
『持ってる服がハイセンスすぎる!』
『服に負けない●●さんの存在感が素敵だよ!』
これによりファーストインプレッションが良くなります。
スニーカーとかじゃない場合がほとんどだと思いますが、基本的に歩きにくい草むらや砂利道は避けて歩きましょう。
『足場が少し悪いけど歩けそお?』と前もって一言添えましょう。
歩きやすい靴を持参してもらえないか交渉しておくのもオススメです。
野外撮影の場合はモデルさんの荷物を置くための敷物もあるといいかもしれません!
ポイント❸ お礼とお見送り
自分のために何時間もの撮影に付き合ってくれたことに対してまずお礼をしましょう!
この時に次回につながるような約束をしておくといいかもしれませんね。
例えば『表現力が素晴らしいので次もしよければ●●でも撮れたら嬉しいです!では作品楽しみにしておいてください!』とかでOKです。
撮影現場が離れていて夜だった場合とかは必ず近くの駅やバス停まで送り届けてあげましょう!
『早くレタッチしたいからと言って直帰しないように!!』
最後に
いかがだったでしょうか。
ポートレート初心者さん向けに初めての撮影で準備すべきポイントと心がけるべきポイントを紹介しました。
僕が失敗から学んだスマートに撮影を行うための行動です。
是非参考にしていただけると幸いです。
何事も事前準備に合わせて最初と最後が重要です!!
本日も最後まで見ていただきありがとうございました。